早く知りたかった!猫が高齢でご飯を食べない場合の対処法(ペットケア監修)

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長年一緒にいた猫ちゃんが高齢になり、いよいよ老猫と呼ばれる歳になってきたときには、「ご飯を食べなくなってくる」ことも起こります。

 

飼い主のあなたにとってはとても不安になりますね。

 

高齢な猫ちゃんは、人間の高齢者と同じくどうしても食欲が落ちるのは頭でわかっていても、ちょっとした食欲の変化が小さなからだに影響してしまうのではないかととても心配なってしまします。

 

この記事では、高齢でご飯を食べない老猫にどういった対応を取れば良いのかをまとめてみました。

 

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ご飯を食べない原因を知ろう!

高齢な猫ちゃんは、実は様々な原因でご飯を食べないようになってしまいます。その原因を把握して早く取り除いておかないと、ご飯を食べないことで体力はどんどん落ちてきてしまいます。

 

老猫がご飯を食べない様になってしまう原因には以下のようなことが考えられます。

①基礎代謝の低下

高齢になると基礎代謝が低下して、必要なエネルギー量も低下します。それに伴い、猫の食欲も自然に落ちていきます。

その様子を飼い主さんが「食欲不振なのでは?」と心配することが多いのです。

 

②歯周病

猫ちゃんの歯周病とは、歯の表面などで細菌が毒素を生成し、歯茎や骨に炎症が起こった状態です。

 

歯周病の原因は、口に中の傷や口の中が不衛生なために発生した細菌や免疫力の低下などがあげられます。

 

歯周病の症状としては以下のようなことがあげられます。

*歯茎の赤み
*歯茎からの出血
*歯がぐらぐらする
*歯が長くなったように見える
*食べるのが遅い
*口が臭い(腐敗臭)

 

歯周病を予防するためには、日頃から猫に歯磨きの習慣をつけることが必須です。

 

また、高齢な猫ちゃんは食事は柔らかいものになりがちです。

 

柔らかい食事は口の中に残りやすいため歯周病の原因になりやすくなります。

 

柔らかいものばかりではなく少し歯ごたえのあるものを与えることも効果的ですが、それによって食欲が落ちるようであれば様子を見守る必要があるでしょう。

 

治療方法としては歯石の除去です。

 

また、歯磨きが苦手な猫ちゃんへのおすすめは、おやつで簡単に歯磨きケアができるものもありますので試してみましょう。

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③口内炎

猫の口内炎とは、口の中にある粘膜で生じた炎症のことです。

口内炎の主な症状は以下のような状態が見られます。

*食欲不振
*口元を気にする
*口をぺちゃぺちゃ鳴らす
*口臭の悪化
*口内の腫れ
*毛づくろいが減る
*大量のよだれ

 

高齢な猫ちゃんが、ご飯を食べない原因となる口内炎の多くは、潰瘍を伴う「潰瘍性口内炎」です。

 

口の奥の方から歯茎や頬の内側まで及び、広範囲にわたって潰瘍ができ、かなり広い領域が真っ赤に腫れ上がってしまいます。また、口の中はあちこち切られたようなひどい痛みが発生します。

 

猫がご飯を食べないようになるのはこの痛みためです。

 

潰瘍性口内炎の原因は不明なことが多く、代謝異常、栄養不良、免疫の乱れ、感染症など様々な原因が考えられています。

 

歯周病から歯肉炎、そして口内炎と発展するパターンが多いようです。

 

治療法は、歯周病の管理、投薬等がやはり最適です。予防は口の中の衛生状態をよくすることが効果的ですので、やはり歯磨きの習慣づけはとても大切です。

 

④歯の衰え、顎の力

高齢な猫は歯の劣化により、あまり固いものを食べないようになってきます。

 

咬む力の低下や食道の運動低下などにより、食べたものをうまく飲み込めなくなり、吐いてしまうことも多くなることもあります。

 

⑤鼻詰まり

高齢な猫がご飯を食べる、食べない、の大きな要因の一つは匂いです。

 

鼻詰まりをすることによって食事の匂いを感じることができず、食べなくなってしまうことがあります。

 

猫の鼻詰まりは、呼吸器系疾患のことがほとんどです。

 

ワクチンを摂取し、感染症の予防をし、猫が外に出ることをやめさせることで感染症のリスクは減ります。

 

老猫のストレスを減らし、免疫力を向上させることも鼻詰まりの予防になります。

 

高齢な猫ちゃんが食べない時の食事の工夫は?

高齢な猫ちゃんがご飯を食べなくなると、体力や抵抗力が落ちて様々な病気の可能性にさらされます。

 

少しでもご飯を食べてもらうためには、食事の与え方の工夫が必要となってきます。

 

食べさせ方を工夫する

まずはが食べやすい環境にすることです。

 

*猫ちゃんが、食べる時に楽な姿勢になるように、高めの台に食事の
器を乗せる。

 

*スプーンや手で口のそばまでご飯を運んであげる。

 

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老猫用のキャットフードをあげる

シニア用ドライフードを中心に、ウェットフードや流動食、ペースト状のおやつなどを取り入れる。
*ドライフードは柔らかめの小粒のものを選ぶ。
*ドライフードを湯やスープでふやかして、食べやすくする。
*かつお節など、香りの良いもの、好物のものをご飯に乗せる。
*フードは常に新鮮なものを与える。
*水分をしっかり摂取できるように新鮮な水をいろんな場所に用意して
おく。

 

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老猫への流動食の与え方

固形物を食べないようになってきた老猫には流動食をあげるのが良いでしょう。

流動食の作り方は?

普段あげているドライフードをお湯やスープでふやかし、柔らかくして
ミキサーやすり鉢などでペースト状にしたものを流動食として与えます。

 

この時、流動食にブドウ糖を混ぜ込むとカロリーが効率よく摂取可能となります。

 

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また、食べやすい形状になっている流動食を与える方法もあります。市販の流動食は必要な栄養素がバランスよく配合され、高タンパク高カロリー。

 

咀嚼力や嚥下力の弱くなってきた高齢の猫ちゃんに最適。

 

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流動食の与え方、注意点は?

体を抱っこして起こして、顔を斜め上にあげて与えます。流動食が逆流しにならないようにします。

 

注入器やシリンジに流動食を入れ、口の端から差し込んでゆっくりと口の中に入れましょう。

 

一気に口の中に入れてしまうと、食べ物や飲み物が咽喉や気管に入ってしまう状態になるので、慎重に行い飲み込んだのを確認して、次をあげるようにしましょう。

 

食べ終わってもしばらくそのままの体勢で食べたものが逆流してこないか様子をみます。

 

一度に多くの量を与えるとシニア猫には胃への負担が大きくなるため、1日に3〜6回に分けて与えましょう。

 

この時、吐いてしまう時は量を減らしてみて、吐くことなく順調に食べられたのであれば、次は少し増やすなどして猫ちゃんに合わせて調整することが大切です。

 

どうしても流動食をうまく上がられない時は、獣医さんに相談するのが良いでしょう。

 

ご飯を食べられない時の強制給餌(きょうじ)方法

強制給餌(きょうじ)とは、自分でご飯を食べることができなくなった高齢な猫ちゃんにシリンジなどを使用して強制的に食事を与える方法です。

強制給餌(きょうじ)が必要なのはどんな猫?

強制給餌が必要なのは、自分で食べられなくなった老いた高齢の猫ちゃんです。

 

24時間全くご飯を口にしない時は深刻な食欲不振と考えます。

 

丸一日ご飯を食べない場合は、食事の種類を変えても改善は期待できず、肝リピドーシスのような深刻な症状に陥ることもあります。

 

なにをしてもご飯を食べてくれず、体重が減り続ける猫ちゃんには強制給餌(きょうじ)が必要となります。

 

強制給餌(きょうじ)で食欲が戻り、普通に食べてくれるようになることもありますが、場合によっては最後まで強制給餌(きょうじ)が必要になることもあります。

 

自分で少しだけ食べる場合も、不足している栄養の分は強制給餌になります。

 

強制給餌を始めるか否かは獣医さんに相談しましょう。

食欲増進の治療もあるので、まずは獣医さんのまずは意見を聞いてから始めるのが良いでしょう。

 

強制給餌の方法、注意点は?

強制給餌を始める前には、必ず獣医さんの診断を受け、脱水症状があるなら点滴等で治療してもらいます。

 

脱水症状が治ると食べられるようになる場合もあります。猫ちゃんの首から肩辺りをつまみ、皮がゆっくり戻る場合は脱水症状を起こしている可能性があります。

 

また、排泄の確認をし、消化器のどこかで閉塞してないか、消化はできているかなどをチェックします。

 

便秘や毛玉が溜まっている場合でもご飯を食べないようになるからです。

 

次に老猫の年齢、体重などから一日に必要なカロリー量を計算します。手作りの流動食は日持ちがしませんので、長期の作り置きは避けましょう。

 

強制給餌には次のような方法があります。

シリンジや注入器で与える

(準備編)
①猫がばたばたしないように、最初にバスタオルを猫の体にきつく巻きつけて、洗濯バサミやクリップで留めて動きを止めます。足が出ないようにして、首のところをしっかり留めます。市販の猫用の保定袋もあります。

②すぐに溢れた流動食をふきとれるように、濡れているタオルと乾いたタオルを2枚以上横に置いておきましょう。

③1回の食事量は、10mlの注入器やシリンジで1本分位が適当でしょう。

④流動食は少し温めて人肌くらいにするのが良いです。

 

(与え方)
①流動食を注入器やシリンジで口の両わきから歯と頬の隙間に流し込んで与えます。猫が口を開かなくても、口角からなら入れられますね。上顎に向けて差し入れ、舌の上に流動食が乗るようにする。

②舌でペチャペチャと舐めるように飲み込めるのが負担のないスピードです。嫌がって飲み込まない場合は、猫の喉を両手で押さえて、しばらく口先を天井に向けておくと「ゴクッ」と飲み込むでしょう。

③シリンジや注入器を使わずに指で食べさせる場合は、右手の人差し指にフードを塗って、左手で猫の口をこじ開けて、口角から押し込みます。口先を天井に向けましょう。

(注意すべき点)
ー勢いよく口の中に注入すると、猫がむせたり吐いたりするので注意が必要です。
ー嫌がるときは、流動食に少し水分を加えてサラサラにして与えてみましょう。
ー食後は口の周りをきれいに拭いてあげて、清潔にしておきましょう。

 

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団子にして与える

(準備編)
①ウエットとドライフードを混ぜ合わせ数時間の間冷蔵庫で冷やします。ドライにウエットの水分がいきわたった状態のフードをスプーンでとり団子を作ます。
・団子は1個あたり2gほどの大きさにしましょう。

 

(与え方)
①一日に必要なカロリーを計算し、団子を与える回数を決めます。ただし高齢の猫ちゃんの様子を観察し、負担のない回数であげましょう。

②片手で猫の上あごをつかみ、もう片方の指で口をあけて舌の上に団子を入れる。

③給餌後はきちんと胃に入るように、水分を5mlほどシリンジ等で与える。

 

(注意)
・猫の誤嚥や窒息を防ぐため、咀嚼力や飲み込む力のある場合のみ行う。